「子どもが生まれて初めて環境問題が自分のリアリティになった」りゅうちぇるが話す、忙しいママパパも参加できるアクションの大切さ|キットずっといい未来 Vol.6【Sponsored】

Text: Maki Kinoshita

Photography: Jeremy Benkemoun unless otherwise stated.

2021.4.27

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キットずっといい未来
プラスチック問題への課題意識から、食品メーカー・ネスレが2022年までに全ての“キットカット”のパッケージをリサイクル・リユース可能な素材へと変えるサステナブルプロジェクト「#キットずっと」を始めた。紙パッケージの採用は小さなことかもしれないけれど、そこで生まれたアクションは社会に変化をもたらす大きな一歩。この動きに端を発し、現在#キットずっとプロジェクトはサステナビリティにまつわるさまざまなコンテンツを発信している。本連載「キットずっといい未来」(ネスレ&NEUT powered by REING)では、その活動の一環としてNEUT Magazineとコラボレーション。環境問題に対してアクションを起こす人々をインタビューしていく。▷Website / Instagram / YouTube

 

Vol.6では、ジェンダーやセルフラブについてなど個性を大事にすることの大切さを発信し、世間から共感を得ているりゅうちぇるさんにインタビュー。長男が生まれたことをきっかけにサステナビリティやSDGsへの関心を高まったという彼は、どのように環境問題を自分事として捉えていったのか。サステナビリティへの向き合い方について話を伺った。

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りゅうちぇる

ーサステナブルという考え方に、興味を持ったきっかけはなんですか?

最近環境をテーマにした仕事が増えてきたこともありますが、子どもが生まれたことが一番大きいです。もともとお酒も大好きでよく飲んでいたりしたのですが、子どもが生まれてそういう機会もなくなって夜12時までには寝て、朝8時には息子と一緒に起きる生活に変わりました。そうすると息子と公園に行くことが増えて、公園にいる虫とか葉っぱとか土の違いなんかに気づいたり、空を見上げる数も変わったり。子どもと接する時間のなかで自然が好きになりました。子どもとの生活ではなかなか自分の時間を持てないけれど、そんななかで探してみつけた自分の癒しが地球の問題とすごく直結していると感じるようになりました。
子どもは毎日仕事以外の僕のプライベートな行動も見ているし、自分がしていることが子どものなかの当たり前になる。今の地球って100年前に生きていた人たちが生きてきた結果だから、僕たちも次の世代や次の次の世代のことを考えて行動をするべきかもと思い始めました。

ー具体的に行なっているサステナブルなアクションはありますか?

余裕があるときにマイ水筒を持っていくとかコンビニでストローをもらわないとかそういう小さなことです。でも子育てがめちゃくちゃ忙しいママとかにとっては、プラスチックを使わないと洗い物が一手間増えるからハードルが高かったり、環境に配慮した商品は高価で手を出しにくかったりする。そういう人たちの立場を考えるのはとても大事だと思います。忙しい人ほどサステナブルなアクションへの関心を持ちづらいと思うので、ママさんやパパさんの声を聞いたりしながら解決策を考える必要があるのかな、と感じます。

ー発信するときに何か意識していることはありますか?

自分のリアリティが沸くまでちゃんと調べることです。ネットやハッシュタグを使って検索すると、テレビのニュースで流れるものよりも現場に近い人の情報が出てきたりするんですよね。一番怖いのは表面を知っただけで発信すること。僕、何事に対しても反対意見を聞くんですよ。分かり合うことは難しいけど、自分にはなかったものの見方を勉強できるし、そのなかで自分ができることをしっかり考えて発信をするようにしています。

あとは強要しないこと。「ダメに決まってる」といった決めつけではなくて、自分の経験やちゃんと調べたことを元に世の中や将来のために自発的に考えることが大切だと思っていて。環境のことも確かにいろんな発信にある通りみんながアクションを起こしたらすごくいいことだけど、自分で決めさせる環境づくりとか、自分で考えさせるSNSの発進の仕方みたいなものがあると一人一人の捉え方や取り組み方も変わるような気がします。

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ー環境問題を個人が取り組むことの大切さについてはどのように考えていますか?

繰り返しになりますが、僕は子どもが生まれて子どもやこの子の子孫が大人になったときに、この地球で当たり前に幸せな環境で暮らしていくために何ができるんだろうと考えて、初めて環境問題が自分のリアリティになったんですよね。ぶっちゃけ子どもができる前は守るものは自分だけだったから、子どもが生まれてなかったらリアリティを持っていなかったかもしれない。子どもが生まれて僕のなかではこの子たちの未来を僕たちが作れるし、逆に言うと作っていかなきゃいけないと思えました。正直「そういうことをやって何が変わるの?」と僕も思ったことがあるし「たかが自分の行動が」と思う人がいるかもしれないけど、一人一人の行動でも1年5年10年スパンで考えたら、すごい変化になる。1人より100人がとか、100人でやるんだったら俺もやるとかじゃなくて、1人の行動の積み重ねの大きさを考えてみてもいいのかなとは思いますね。自分もそうやってやる気になった人間なので。

ーりゅうちぇるさんが考える、#キットずっといい未来とはどんな未来ですか?

当たり前のことが当たり前にできる未来だと思います。そのために今からできることって本当にたくさんある。ただしっかりその問題と向き合って自分の心が動かないと行動に移せないし、移せたとしても3日4日で飽きてしまう。世界で起きている問題が日本や今幸せだと思える自分の日常生活にどういう影響を及ぼしているかといったところまで調べて、行動していく。実際国によっては一人一人の行動でゴミの量が減らせたデータがあるし、そういうふうにして今当たり前じゃないことを当たり前にすることによって、「未来の当たり前」をちゃんと作っていけたらいいと思います。僕たちにとって当たり前だったことが、子どもや孫にとってそうじゃなくなるのはすごく寂しいことなので、それは守ってあげたいなと思いますね。

ー最後に、私たちにもできる小さなアクションを教えてください。

世の中車とか排気ガスを出すけれど、そんな文明に感謝することってたくさんあるから、そこはうまく使わないといけないなと思っています。そのなかで日常でできることってたくさんあるじゃないですか。マイ箸や水筒を可愛いものにするのもそうだし、そういうことを楽しめたらいいですよね。あと、もっとイベントとかもできたらいいですね。最初は環境問題に興味がある人しか来ないかもしれないけど、レインボープライドみたいにライブやご飯も楽しめるお祭りみたいな場は、楽しみながらサステナビリティを考えるきっかけになる。最近だとコロナを通して当たり前のことができなくなる感覚をいろんな人が実感したと思います。自分の居心地のいい場所も「まだ大丈夫」って思うけれど、明日や来年には今の当たり前が当たり前じゃなくなるかもしれないって考えながら自然についても考えていけるといいな。

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りゅうちぇる

タレント・モデルのほか、アーティスト活動やパパとしてなど枠にとらわれないマルチな活躍と性別にとらわれない個性を大事にした生き方が共感を集める。長男・リンクくんの誕生後には育児セラピスト1級の資格を取得するなど活躍の幅をさらに広げている。

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