「運動を敬遠している人にこそ、楽しさを伝えたい」。速さよりも“ポジティブになること”を目的とするランニングコミュニティを立ち上げたファッションデザイナー【PR】

Text: SHIORI KIRIGAYA

Photography: 橋本美花 unless otherwise stated.

2019.4.8

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10代の頃から走り始め、挫折を経て、現在でもフルマラソンに参加するランナーの篠原絵美(しのはら えみ)さん。彼女はファッションデザイナーとして忙しい日々を送る中、AFEという東京ベースのランニングクルーの一員でもあり、また自身で立ち上げた女性の為のランニングコミュニティ「ACT WOMEN’S RUNning」のラン会を月に2回開催している。友人をランニングに誘う時には「初心者でも走れるし、私が一緒に走るから大丈夫」と安心感を与えるようにしている彼女は、体を動かすことを敬遠してきた人にこそランニングの楽しさを伝えたいという。そんな彼女が自身のコミュニティを作るにあたっての思いや、コミュニティーメンバーと一緒に走りきった3月24日の「第9回渋谷・表参道Women’s Run」を通して感じたコミュニティでのランから得られるものについて聞いた。

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篠原絵美

「スポーツ=ハードなもの」という固定観念があるなかで作ったランニングコミュニティ

ー普段、人と話していてスポーツにどんなイメージを抱いている人が多いと感じますか。

スポーツに対してハードルを感じる人がいる事に気づいて、こちらがきっかけを作らないといけないと思うことがあります。誰しもが学校とかで体を動かしていた時に順位づけられていて、足が速くて1位や2位になれる人は注目されるけど、それ以外の人はあまり見てもらえないとか。良い結果を出せなかった人は「私には向いていないんだ」で終わってしまうだろうし、今まで運動で褒められてこなかった人の大半は、スポーツに対して苦手意識があるでしょうね。あと男性と比べて女性のほうが「ランニング=ダイエットを目的にするもの」というイメージを持っている人もいて、しんどいものだと思っている人が少なくないと感じます。

ー仲間と一緒に走ることには、どんな良さがあるのでしょうか。

もともとは群れるのが好きじゃなかったし、“走ることは一人でやるもの”とずっと思っていたので、グループで走ることを敬遠していたんです。でも一度一緒に走ってみたら、ちょっと衝撃がはしりましたね。一人で走る時は自分と向き合う感覚なのに対して、誰かと走るときってまわりの人達とのコミュニケーションだという感覚。ランニング以上のものがそこにあって、大げさにいうとランニングをしていることを忘れるっていうか。よく渋谷の道玄坂などの中心を走って降りるんですけど、そこで初めて私が体感したのは「東京の躍動感」。溢れる人で魂が集まってる感じがするんですかね 。一人で走っているときにはなかった、躍動感とか興奮をみんなにも体感してもらいたいですね。その興奮が絶対次につながると思っていて。

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ー女性向けのランニングコミュニティを作ってから、どんな発見がありましたか。

ランニングをする男性の傾向として、一度ランニングを始めると徐々にストイックに速さを求めるようになる人が多い。大半の女性はそこの気持ちについていけないというか。私が立ち上げた女性向けのコミュニティはメンバーがヘルシーさを求めたり、ランニングを生活に取り入れることでポジティブになることを目指しています。人によると思いますが、私の場合ランニングすることで頭が冴えて仕事がスムースになる感覚があります。コミュニティで走ったことのなかった人たちや、しばらく運動に触れていなかった人たちと一緒に走って、彼女たちの意識が「次回までに練習してこよう」とポジティブに変化していくのを見ていると嬉しいですね。

「何かにゴールした自分」に自信がつく

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Photography by Naoto Date
Edit by 橋本美花

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ー「第9回渋谷・表参道Women’s Run」にランニングコミュニティのメンバーと参加されましたが、どんな気持ちで初めてレースに参加するメンバーを見ていましたか。

ランの一週間前からみんなテンションがあがっていたように感じていました。経験上、目標があると更なる達成感を感じられるから、それをみんなに体感してもらうためにみんなで目標を設定して、当日は先頭で引っ張っていこうと試みました。レースを通して普段のランニングでは体験することのできない“やり遂げる”意識が出てくることで、自分の自信になることを体感するはずだと思っていたんです。レース後は、目標を達成できた人もそうでない人もみんな充実感に満ち溢れていました。充実感があるのは、明確な「ゴール」があるからかもしれません。たとえば普段の仕事はずっとあり続けるし、人生のなかでフィニッシュがあるものってそんなにないけど、ランニングの大会という一つの機会を通して「何かにゴールした自分」に対して自信がつくと思うんです。自分で自分を褒めることで身につく自信が、人生の他のことにも繋がるんじゃないかって考えてます。

篠原絵美(Emi Shinohara)

InstagramACT WOMEN’S RUNingAFEBRISEMY

ファッションデザイナー
(株)BESPRE 代表取締役
AFE crew
ACT WOMENS RUNning FOUNDER

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