有能な投資家たちがこぞって投資する「ファストカジュアル」という飲食店の業態を聞いたことはあるだろうか?
ファストフードとファミリーレストランの中間に当たるスタイルで、2000年代初頭から成長が続いている。
なんと、CBによると「ファストフードの王者」マクドナルドの売上が21%も減退する一方で、「ファストカジュアル」の一部は、550%も売上を伸ばし、急成長を遂げているというのだ。
そんな現在、成長中のファストカジュアルの飲食店がシンガポールから日本に上陸する。
「Eat Wide Awake(食べてしっかり目覚めよう)」
「“食べる”ことで“社会と繋がる”ことができる」
ファストカジュアルの飲食店が、従来のファストフードやファミリーレストランと決定的に異なる点がそれだ。
そんな「社会と繋がる」ことのできるサラダ専門ストア「SaladStop!(サラダストップ!) www.saladstop.com.sg/www.saladstop.jp」が表参道に上陸する。
コンセプトは「Eat Wide Awake(食べてしっかり目覚めよう)」。
「Eat Wide Awake(食べてしっかり目覚めよう)」
2009年にシンガポールに住むスイス人Adrien Desbaillets一家が始め、現在は、シンガポールに15店舗、マニラに8店舗とジャカルタ、香港に展開。
シンガポール、フィリピン、それぞれの出店地域において農地開発を実施し、地産の作物を使用した野菜を提供。
今回、日本でもSaladStop!を運営する株式会社フジオフードシステムの100%子会社である株式会社フジオファームとの業務提携により鳥取県に、ロメインレタスやケール、ほうれん草などが収穫できる農地を開発。
そこで獲れた野菜で、シグナチャーサラダやラップ、温かいキヌア等の穀物、ヘルシードリンクなどを提供するという。
SaladStop!は、「美味しい野菜」だけでなく「社会との繋がり」も提供している。
医療の専門家、社内栄養士とともに、継続して研究・調査し、人の心、身体、魂に健康な食物を与えようと日夜努力を継続。
また、日本の自社農場では、自然の力を活かして栽培環境をコントロールし、使うエネルギーは最小限に抑えるパナソニック株式会社エコソリューションズ社の「パッシブハウス型農業システム」を導入し、障害福祉と農業の連携「農福連携」による農業参入を行っている。
このように、SaladStop!は、環境や動物への配慮、障害福祉に対して積極的に取り組みなど「社会との繋がり」を提供しているのだ。
サラダから始める「食べる社会貢献」
“早い・安い・旨い”
そんな3拍子を重視した「個人の利益」を追求する従来の飲食店が人気を博した時代から、「食べることで社会と繋がる」ファストカジュアルの時代へ移行しているのではないだろうか。
ファストカジュアルの急成長だけでなく、サードウェーブコーヒーやビーントゥバーチョコレート、オーガニックフードなどの流行から読み取れるように、消費者は「安さ」よりも、「安全性」や「作り手の想い」、「社会性」を重視してきているのだ。
「食べる」行為を通じて、「美味しい」だけではなく、「社会と繋がる」ことができるサラダ専門ストア「SaladStop!」へ足を運んでみてはどうだろうか?
SaladStop!表参道店
オープン日/2016年11月1日(火)
住所/東京都渋谷区神宮前4-4-13 神宮前柴田ビル1F
営業時間/11:00~21:00
※こちらはBe inspired!に掲載された記事です。2018年10月1日にBe inspired!はリニューアルし、NEUTになりました。