「世界で生産されるプラスチックの約85%はリサイクルされず海に流れ込んでいる」
あなたはこの事実を知っているだろうか?
世界中の海岸線1メートル毎に毎年約16袋分ものゴミが捨てられており、さらに「現状が続くならば、海洋に漂うプラスチックごみの量は2025年までに魚3トンにつき1トンの比率にまで増え、2050年には魚の数を上回る」という報告もされている。(引用元:AFP)
そして、私たちがいつもコンビニや自動販売機で消費するプラスチックボトルは、飲み終わったらゴミへと変わり、「500年」もの間海に残るという。皮肉にも、人類が生み出したゴミは、人間の寿命よりも長く生き残り、私たちの住む地球を蝕み続けるのだ。
そんな中、プラスチックによる汚染から海を救うために「私達はプラスチックの使用を削減します」と宣言したのは、意外にも「ビールのブランド」だった。
そのビールのブランドとは、世界180カ国以上で愛されている『CORONA EXTRA(以下、CORONA)』。彼らは「海の美しさ」と「儚さ」を世界に発信し、世界のクリエーターやリーダー達と共に海の破滅を抑止するNPO団体『Parley for the Oceans (以下、Parley)』とタッグを組み、ブランドの全ての局面においてフリー・プラスチックの理念を導入し、 2020年までに100の島を保護するプロジェクトを2017年5月17日よりスタートした。
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このプロジェクトが始まり、CORONAが打ち出した公約は「WE’RE TRYING TO REDUCE PLASTIC(私達はプラスチックの使用を削減します)」。この理念に基づき、世界中のプロモーション資材には木材を、CORONAのビールを冷やすバケツには金属を使用し、プラスチック・フリーを徹底している。
もちろん、今週末(2017年7月8日(土)、9日(日))に沖縄・美らSUNビーチで開催される『CORONA SUNSETS FESTIVAL 2017』でも「WE’RE TRYING TO REDUCE PLASTIC(私達はプラスチックの使用を削減します)」の考えのもと、フェス会場内で使用されるプラスチックはリサイクルされた物を使用し、使用後は全てリサイクルされることが決定している。さらに会場内で販売される飲料水は全て缶で提供し、タンブラーやコップを持参するとフリーで飲めるウォーターステーションの設置を予定している。
今回「CORONA」と「Parley」が手を組むことでさらに露呈した「プラスチックによる海の汚染問題」。実際、この問題に取り組むのにビールのブランドだとか、環境団体だとか、垣根などは存在していない。地球に住む者として個々人が自分の問題だということを認識し、私たちの日々の生活から少しでもプラスチックを減らす方法を考え、行動に移し、「世界100の島の保護」だけでなく、できるだけ多くの自然を守り、遺していく努力することが現代人に課せられた使命なのだから。
CORONA SUNSETS FESTIVAL(コロナ サンセッツ フェスティバル)
「CORONA SUNSETS FESTIVAL」は『リゾートビーチ』『音楽』『サンセット』をテーマに、最高のロケーションで最高の音楽を楽しむビーチフェスティバルです。
2014年からスタートした「CORONA SUNSETS FESTIVAL」は現在、世界13ヶ国で開催しており、昨年はオーストラリア、メキシコ、チリ、イタリア、ロンドン、ウルグアイのチケットがSOLD OUTとなるなどワールドワイドで人気のフェスティバルとなっています。
昨年の日本開催では8,000人以上が参加し、沖縄県内のみならず日本全国から音楽とサンセットをこよなく愛すオーディエンスが集まりました。
今年で3年目を迎える日本開催では、過去2年を超える豪華なアーティストやDJが国内外から多数参加予定。サンセットをバックに会場を盛り上げます。
日常の喧騒から離れ、コロナのブランドメッセージである「THIS IS LIVING」の世界観を体験していただける瞬間を「CORONA SUNSETS FESTIVAL」は提供します。
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※こちらはBe inspired!に掲載された記事です。2018年10月1日にBe inspired!はリニューアルし、NEUTになりました。