「原材料は大豆、着色料、精油のみ」。からだにも心にも優しい、sheepのソイキャンドル|GOOD GOODS CATALOG #018

Text: SAORI

Photography: ©sheep

2017.11.30

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誕生日やクリスマスの日にキャンドルに火を灯す。部屋の中に香りと暖かな光が充満し、リラックスした雰囲気のなか、おしゃべりや食事を楽しむ。

キャンドルはそんな特別な日、特別な時間のために使うものだと思っている人も多いのではないだろうか。

あなたは、買い物するときどんな基準で商品を選んでいるだろうか。もしあなたの気に入っている商品を販売する企業が、不正を働いたり、環境に悪影響を及ぼす事業に資金提供したりしていたらどうするだろう。

企業や商品作りにおける考え方に賛同できない場合、その企業やブランドの商品を「ボイコット(不買運動)」するという方法がある。これは買い物が「投票」に例えられるように、消費者の力で信頼や賛同のできない企業の商品にお金を出すのをやめ(票を入れるのをやめ)、企業の経営を成り立たなくさせ社会をより良くする(より良い企業に投票する)というもの。

そこであなたがボイコットしたいとき、またはボイコットとは関係なく単純に人や環境に良い商品が欲しいときに、参考となる商品カタログをBe inspired!が作成することを決意。その名も「GOOD GOODS CATALOG(グッド グッズ カタログ)」。

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特別な日だけでなく毎日の食卓に。大豆からできたソイキャンドルとは。

「特別な日だけでなく毎日の食卓のためのキャンドル」

そんなコンセプトを持ってキャンドルを作っているsheep社がデザインするがソイキャンドルだ。原料は、大豆ワックスとコットン芯、有機栽培の植物のエッセンシャルオイルのみを使用している。また、キャンドルの着色には精油紅茶葉を使用。

ソーラーエネルギーランプ「ソネングラス」の記事でも紹介したが、キャンドルの主成分となるパラフィンワックスは、石油の副産物や合成化学物質が使われている場合も多く、火を灯すことで室内の空気に有害物質を拡散する恐れがある。(参照元:CNN

しかしソイキャンドルなら主に自然素材を使っているので、アレルギーの人や子どもでも安全に使える。例えばホームパーティや結婚式など、いろいろな人がくる場でもこれなら安心だ。

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また、キャンドルの中に使われている花はフローリストの協力のもと、破棄されるはずの季節の花をていねいにドライフラワーにし使用しているので、買う時期によって違う種類のフラワーキャンドルが楽しめる。

食事中にも使えるよう、香りは無臭タイプのものをメインで、テーブルインテリアにも馴染むシンプルなデザインなのも嬉しい。

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“普通のキャンドル”には戻れなくなる、心地良さ。

クリスマスや年末も近づき、ホームパーティーなども増えるこの季節。キャンドルをテーブルに置けば、光で料理の見栄えもよくなるうえに、よりリラックスしてテーブルを囲むことで会話もはずむはず。また、クリスマスギフトとしても喜ばれる逸品に違いないsheep社のソイキャンドル。

キャンドルは癒し効果が高いことが知られているが、炎の揺らぎは心臓の鼓動と同じリズムを持っていて、これが心を落ち着かせる理由だと言われている。また、自然光は体内時計と密接に関係しており、朝日の白い光で目覚め、夕日の赤っぽい光が体温を下げ落ち着かせるように体ができているため、キャンドルのようなあたたかな光は心身ともにリラックス効果を高めるのだ。

さらに、アロマの優しい香りが心もからだも癒してくれるだろう。明日から師走。忙しくなるこの時期に夜はほっと一休みできる時間をキャンドルとともに過ごしてみるのも良いかもしれない。

sheep

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※こちらはBe inspired!に掲載された記事です。2018年10月1日にBe inspired!はリニューアルし、NEUTになりました。

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