ジャンルを越え、人と音楽が交わった一夜。「As One」Vol.3をレポート

Photography: Ryusei Sabi unless otherwise stated.

Text: Kaya Mitsuhashi
Edit: Jun Hirayama

2026.8.7

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7月31日(金)、渋谷区・神宮前のブティックホテル「TRUNK(HOTEL) CAT STREET」にて、アーティスト・Nao Kawamuraがプロデュースするライブイベント「As One」Vol.3 が開催された。第3回となる今回は、Nulbarichのボーカル・JQによるソロプロジェクトJeremy Quartus、ジャパニーズ・オルタナティヴ・ラッパーのあっこゴリラ、SOIL&”PIMP”SESSIONSのトランペッター・タブゾンビがゲストとして出演。

Vol.1から協賛するBlack Cat White Cat Musicに加え、第2回からはMarshall、そして今回は新たにDon JulioCONVERSEがサポート。出演アーティストやゲストはそれぞれお気に入りのCONVERSEを履いて会場を彩った。

「As One」Vol.3 の出演者と来場者のスナップ記事はこちら

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アーティストと観客が交差する、境界線のない場

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「オーバーグラウンドとアンダーグラウンドを行き来するアーティストが集う、一夜限りの遊び場」を コンセプトに、2025年7月にスタートした「As One」。

Vol.1では、SIRUPaimiNAGAN SERVERを、2026年1月のVol.2では、高岩遼Grace Aimi高木祥太(BREIMEN)を迎え、これまでに延べ700人以上を動員。回を重ねるごとに注目を集めてきた。

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このイベント最大の魅力は、予測不能なライブ体験にある。ゲストの転換時には、次の出演者が客席から演奏や歌声とともに登場するサプライズ演出で、観客が思わず周囲を見渡す場面も。ステージと客席の境界は次第に曖昧になり、会場全体がライブの一部となっていった。

Vol.3ではNao Kawamura、Jeremy Quartus、あっこゴリラ、タブゾンビ(SOIL&”PIMP”SESSIONS)がそれぞれ自身の楽曲を、この日限りのスペシャルバンド編成で披露。さらにNao Kawamuraとのセッションでは、それぞれの個性が溶け合い、ここでしか見ることのできないライブを生み出した。

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「As One」のもう一つの見どころは、飛び入りで繰り広げられるジャムセッションだ。ゲスト以外にも、Boxerや、SkaaiSUNNY ONLY 1Kaito NakadaBATACONAGAN SERVERら、総勢30名以上の来場アーティストが次々とステージへ上がり、シンガーだけでなくバンドメンバーも入れ替わりながら、一夜限りのコラボレーションを披露した。

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その場で生まれる音楽に観客は自然と惹き込まれ、会場の熱気はさらに高まっていく。まだ知らなかった音楽やアーティストとの偶然の出会いも、このイベントならではの醍醐味だ。

会場は早い時間から満員となり、ステージを囲んで身体を揺らしながら音楽に没頭する人もいれば、ドリンクを片手にソファでゆったりと耳を傾ける人の姿も。TRUNK(HOTEL) CAT STREETならではの自由で開放的な空気も、このイベントの魅力の一つだった。

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アーティストとオーディエンスをつなぐ、音楽のセーフティースペース

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イベントの最後、Nao Kawamuraは来場者に向けて、音楽が持つ力について語った。「つらいことがあったら、こういう場所に来てください。そこには、あなたたちのセーフティースペースがあります。私は音楽で、みんなのセーフティースペースを作りたい」 。

ジャンルや世代、キャリアを越えて音楽を愛する人々が集い、そこから新たな出会いや即興の化学反応が生まれていく。「As One」は、音楽が生まれる瞬間に立ち会える特別な場所として、その存在感をさらに広げている。

次回の「As One」Vol.4では、どのようなセッションが生まれるのか。新たな音楽との出会いに期待したい。

「As One」Vol.3 の出演者と来場者のスナップ記事はこちら

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「As One」Vol.3

日時:7月31日(金)OPEN 19:00 / START 20:00 / CLOSE 22:00
会場:TRUNK (HOTEL) CAT STREET 1Fメインラウンジ TRUNK (LOUNGE)
出演アーティスト:Nao Kawamura / Jeremy Quartuss / あっこゴリラ / タブゾンビ(SOIL&”PIMP”SESSIONS)

バックバンド:Takahiro Sawachika(Guitar)/ Eiji Nakamura(Keyboard)/ Shingo Ogaya(Bass)/ So Kanno(Drums / BREIMEN)

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Nao Kawamura

Official Website / YouTube / Instagram / X

繊細さと力強さを併せ持つ歌声で、時代の違和感を音楽へと昇華させるオルタナティブポップシンガー。
セルフプロデュースのもとソングライティングを手がけ、これまでに4作品以上のEP・アルバムをリリース。FUJIROCK、SUMMER SONICなどの大型フェスをはじめ、さまざまな会場で出演を重ね、現在はTRUNK(HOTEL)との共同企画「As One」を定期開催している。

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