こんにちは、NEUT Magazine編集長の平山潤です。
おかげさまでNEUT Magazineは今年の10月で2周年を迎えました。いつも読んでくださっている皆さま、NEUTに関わってくださる皆さま、今年も誠にありがとうございます。
2020年を振り返ってみると、オーストラリアの森林火災に始まり、新型コロナウイルスのパンデミック、検察庁法改正のTwitterデモ、数々の有名人の死、Black Lives Matterなど、いろんなタイミングで社会問題と向き合わざるを得なかった1年だったかのように思います。悲惨なことが多かったけれど、大切な気付きをたくさん与えてくれた年でした。
そんな「2020年」をみんなの部屋の本棚に置いて、ふとしたときに思い出すきっかけになってくれたらいいなと思い、2周年記念としてNEUTが初めて雑誌を制作しました!
初めての雑誌の出版
「2020年を本棚に」を合言葉に初めての雑誌「NEUT Magazine ISSUE 2020」を出版をすることになりました。A4サイズ・80ページです。
ウェブで公開した今年最初で最後の特集で、コロナ禍での孤独やメンタルヘルスと向き合い、初めて読者と共に制作した「MATTER OF CORONA(コロナに関すること)」やBlack Lives Matter特集など、2020年を象徴するアーカイブ記事や、雑誌限定の特集が収録されています。
本当なら今年の10月も笹塚ボウルに集まり、周年記念イベント「NEUT BOWL」を開催したかったのですが、今年は新型コロナの影響もあり、密集を避けるために開催を断念することにしました。
そこで2020年の「NEUT BOWL」は、集まらなくても楽しめる“オルタナティブな形”で開催しようと夏頃に決め、架空のイベント「NEUT BOWL 2020」をテーマにした映像と写真を笹塚ボウルで撮影し、読者の皆さんのもとへ届けることにしました。それが雑誌限定の特集「NEUT BOWL 2020」です。
初めてミュージックビデオをプロデュース
また先述した特集「NEUT BOWL 2020」と連動した企画として、アーティスト・maco maretsさんにニューシングル「Torches for NEUT BOWL 2020」をNEUTのために書き下ろしていただき、その楽曲のミュージックビデオをNEUTでプロデュースしました。
※動画が見られない方はこちら
監督はNEUTのローンチ映像も手がけた渡辺隆信さん。全編16mmフィルムで撮影した今回のミュージックビデオは、コロナ禍で感じた孤独や、人との距離、気をつけながらも人に会える喜び、また会えなくなってしまうかもしれない不安、そして来たる2021年の現実と向き合う決意など、さまざまな心情を映し出しています。
本作に出演してくれた10名は多様な価値観やバックグラウンドを持つ、まさにNEUTを体現するようなアップカミングなキャストです。
雑誌の販売について
今回、クラウドファンディング「GoodMorning」を利用して雑誌の販売をしていきます。
リターンは雑誌だけでなくキーホルダーや刺繍スウェットなどもあるので、一緒にゲットしてもらえたら嬉しいです!本プロジェクトで集めた支援金は「雑誌の制作費」と「映像の制作費」に当てさせていただきます。
また、今回の雑誌を取り扱ってくださる書店や、お店も随時探しておりますので、以下のメールアドレス(contact@neut.tokyo)までご連絡ください。
ぜひクラウドファンディングのページをチェックしてみてください!
さいごに
今回の雑誌が誰かの手に、曲が誰かの耳に、映像が誰かの目に届くことを願っています。
そして寄り添ったり、勇気付けたり、刺激を与えたりしてくれていると嬉しいです。
今は会えないけど、東京のどこかから、NEUTはあなたへパワーを送っています!
我ながらかっこいい、そして新しい雑誌を作りました。
「2020年を本棚に」置いて、2020年を終わりましょう。