多くの人が一度は食べたことのある、もしくは見たことのある“キットカット”。そんな“キットカット”のパッケージ素材が紙に変化していることに気付いただろうか。食品メーカー・ネスレは日本における”キットカット”の全てのパッケージ素材を100%リサイクル・リユース可能な素材にするという目標や、未来の環境に配慮した活動を進めていく「キットずっとプロジェクト」を行っている。
NEUT Magazineは2021年2月から2021年7月までネスレとのコラボレーション連載「キットずっといい未来」を掲載。環境問題をメインに社会課題に対してアクションを起こす人々を対象にインタビューを行ってきた。
そのネスレが行う「キットずっとプロジェクト」がYouTubeを配信していることはご存知だろうか。環境問題について発信し、モデルとして活動する長谷川ミラがMCを務め、ゴミ問題に向き合う町や海洋プラスチックの研究室への訪問や自宅でできるサステナブルな活動まで幅広くお届けしている。
そして2021年11月からNEUT Magazineでは今までの連載が形を変え、このYouTubeを長谷川ミラと伊達ルークに裏話などを聞きながら紹介していくことになった。
環境問題と聞くと規模が大きく、実際に何をしたらいいのか分からない方も多いだろう。しかし、地球環境のために私たちができることは身近に存在している。また、このYouTubeでは環境問題を軸に「幸福」や「メンタルヘルス」についてまで幅広く取り扱っているため、環境問題が自分のウェルビーイングにも繋がっているのかもしれないと楽しくビデオを見ながら学ぶことができる。このYouTubeを見ることで地球環境を守るため、そしてより良い自分の人生のためのの新たな一歩を踏み出すことができるかもしれない。
今回は、11月からの連載に向けてこれまでの「キットずっとプロジェクト」のYouTubeを振り返る。この記事で過去のYouTubeを確認して、11月からの連載をぜひ楽しみに待っていてくれたら嬉しい。
【”キットカット”×長谷川ミラ】第1話 ゴミゼロを目指す町で学ぶ、これからの私たちにできること。(2020年4月22日)
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長谷川ミラがサステナビリティについて実際に体験し、発信、視聴者と共に学んでいく企画第1弾。
彼女が向かったのは2022年までに「ゼロ・ウェイスト(ゴミゼロ)宣言」 をした徳島県・上勝町。リサイクル率は約81%、ゴミの分別はなんと45種類。 上勝町の人々の工夫や取り組みについて学ぶ。
【”キットカット”×長谷川ミラ】第2話 Ep.1 東京で学ぶ、ごみ問題の現状と私たちにできること。(2020年5月8日)
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第2話では徳島県上勝町で学んだことを活かし、東京で実践できるサステナビリティを探し求め奔走する。
東京都環境局でゴミ問題の現状について学び、同世代で活動をしている早稲田大学のSUS早稲田やお笑い芸人でもありゴミの清掃員としても働くマシンガンズ・滝沢秀一に話を聞き、実際に東京都の資源環境推進部に訪問。東京都が行っている具体的な取り組みについて学ぶ。
▶︎Ep.1 Ep.2 Ep.3 Ep.4
【”キットカット”×長谷川ミラ】第3話 Ep.1 わたしたちが今できること。(2020年7月20日)
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第3話は特別編、大自然からリモートでインタビュー。
綺麗な海を守るために活動をするUMINARIという団体で代表を務める伊達ルークと現在の海の状況からプラスチックゴミ問題まで掘り下げ、今私たちにできることを考える。
▶︎Ep.1 Ep.2 Ep.3
【”キットカット”×長谷川ミラ】第4話 Ep.1 お家でできるサステナブル(2020年9月11日)
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第4話では家庭ゴミやファッションなどお家に身近にあるサステナブルについて。
長谷川ミラが私生活で実践しているサステナブルなアクションなど、彼女自身が日々意識していることについて、少しだけ踏み込んで紹介。意外と知られていないゴミの分別の方法やリサイクルの方法を学び、実際に家庭から出る生ゴミを発酵、分解することのできるコンポストを製作した。
▶︎Ep.1 Ep.2 Ep.3 Ep.4
“キットカット”の内部事情…紙パッケージ化の裏側とは?with 長谷川ミラ | サステナビリティ “キットずっとプロジェクト”(2020年11月30日)
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長谷川ミラとUMINARIの伊達ルークが、日本の”キットカット”で使用する包材を全てリユース・リサイクル可能な素材に変更する目標を掲げているネスレにインタビュー。
外袋を紙パッケージへ変更した”キットカット”。そのパッケージの開発秘話について話を伺っている。
【裏側】ネスレ工場潜入調査 with 長谷川ミラ | ”キットずっとプロジェクト”(2020年12月11日)
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この回では、実際の製造工程や現場担当の想いを知るべく「特別に」キットカットを製造している工場へと潜入。
「プラスチックから紙パッケージへ」を実現するために活用した技術の裏側やこだわったポイントなど、実際の現場担当の実体験を元にした話を聞いている。
Z世代のリアルな”想い”とは?with 長谷川ミラ/SDGs/サステナブル/キットずっとプロジェクト(2020年12月28日)
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MCとしてUMINARIの伊達ルークが参加。
長谷川ミラは、彼のビーチクリーン活動に参加し、海洋問題の現状やこのプロジェクトへの思いを聞いた。そしてステンレスストローを入り口に地球環境への取り組みを提案する「のーぷら No Plastic Japan」の発起人ノイハウス・萌菜からサステナブル界での活動の仕方や気をつけるべきことを学ぶ。
“キットカット”インスタグラムチームの”想い”とは?with長谷川ミラ/SDGs/ジェンダー/キットずっとプロジェクト(2021年1月28日)
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“キットカット”のInstagramチームを担当し、主にジェンダー問題に取り組む大谷明日香とRIKUにキットずっとプロジェクトに対する想いを伺う回。
2人は”キットカット”のInstagram企画の他にジェンダーレスの下着ブランド「REING」を運用している。環境問題だけでなく、多元的な「良い未来」に向けての取り組みを推進するこのプロジェクトで、2人の活動に迫る。
Z世代がそれぞれの自粛期間を語る|“キットカット“制作メンバーのメンタルヘルスとの向き合い方(2021年2月10日)
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YouTubeの企画メンバーも加わり、「自分たちの“メンタル”との向き合い方」について話し合う。
2020年は世界を大きく変える出来事があり、これまでの生活様式が一変した。自粛期間中には行動が制限された一方で、一人でいる時間が増えたからこそ自分自身のメンタルと向き合うことになったのではないか?
このような状況をリアルに生きる20代の4人それぞれが自分自身のメンタルヘルスについて気付いたことを赤裸々に語った。
“メンタルコントロール“の方法を伝授!|自分との向き合い方(2021年2月15日)
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自分のメンタルとの向き合い方について知るため、”MIKO”というコミュニティーにインタビュー。
書く瞑想とも言われる「ジャーナリング」や非暴力コミュニケーションと呼ばれる、否定も肯定もしない人を思いやるコミュニケーションを通じて、それぞれが考えるリアルな悩みを題材とした心の整理の仕方を紹介している。
幸福学の第一人者に聞いてみた!|幸せになるための考え方(2021年2月20日)
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前回に引き続き、メンタルヘルスについて知るために日本の幸福学の第1人者である前野隆司へインタビュー。
Z世代の多くの人が抱えるこれからの社会を生きていくための、メンタルヘルスに関わる悩みについて、人の幸せに関して多くの視点から学問的に研究されてきた前野先生による貴重なお話から、自分自身のメンタルについて考えることのできるエピソードとなっている。
【メンタルヘルス】瞑想で自分の心を整える|一緒にチャレンジ!(2021年2月25日)
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長谷川ミラが以前訪れた”MIKO”でメンタルヘルスの整え方をテーマに取材したときに学んだいくつかの呼吸法を実践する回。
家でもオフィスでもできる瞑想、キャットアンドカウ(ネコとウシのポーズ)、鼻を使った呼吸法を行った。動きよりも自分の呼吸に集中することで自分自身と向き合うことになるため、緊張したときや困ったとき、眠たいときなどにも効果があるという。
総勢11人が語る、サステナブルな未来のための”思いやり”とは?(2021年3月19日)
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メンタルヘルスを学んだ後は、日常生活にフォーカスして”思いやり”について考える。
11人に聞いたそれぞれの”思いやり”。自分にとっての”思いやり”とは何かを考えるきっかけになるだろう。
【インタビュー】vol1.プロサーファー和光大が語る、自然がもたらした”思いやり”の起源とは?(2021年3月23日)
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“思いやり”ってエゴなのだろうか?
“思いやり”ってどうやって周りに広めていくことができるのだろうか。
プロサーファー、トラベラー、フィルムメーカーなど多くの顔を持ち活動するなかで、自然から”思いやり”の気持ちが生まれたと話す和光大に、サステナブルな未来のためのマインドセットを教わる回。
▶︎Vol.1 Vol.2
都会から離れ自然を体験!長谷川ミラ、伊達ルークが”思いやり”を再び考え直す。(2021年3月31日)
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和光大から教わった自然の楽しみ方や自然と触れることの大切さを長谷川ミラ、伊達ルークそれぞれが体験。普段都会での生活を送るなかで忘れかけていた、当たり前のように感じてしまう自然、また人との繋がりにおいても改めて見直すきっかけとなる。
【アースデイ特別編】SDGsクラスがある高校!?企業や専門家と社会課題解決を目指す授業|中央大学付属高校(2021年4月16日)
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SDGsクラスを行っている中央大学付属高校に取材する回。
SDGsについて考える必要性が迫られている近年において、教育現場での取り組みはどのようなものがあるのだろうか?長谷川ミラと伊達ルークが高校内での具体的なプロジェクトについて話を聞く。
【前編】EARTH DAY オンライントークイベントの様子をお届け!|地球環境,SDGs,Z世代(2021年5月14日)
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アースデイ「地球のことを考えて行動する日」世界175ヶ国で、5億人が参加するイベントに合わせて開催された「”KITKAT” EARTH DAY 今私たちができる環境へのアクションを共有するオンライントーク イベント」の様子。
環境に関わるさまざまな分野で活躍されている方をゲストに迎え、私たちが行えるアクションについてやZ世代・ミレニアル世代と考える、SDGsへの取り組み方をテーマにディスカッションを行っている。
▶︎前編 後編
【前編】EARTH DAY トークイベントの裏側に密着!|地球環境,SDGs,Z世代(2021年6月3日)
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アースデイに合わせて開催された「”KITKAT” EARTH DAY 今私たちができる環境へのアクションを共有するオンライントーク イベント」の裏側に密着。
「環境のために最初にできるアクション」を学び合えるイベントになるよう、イベントに向けて準備をしている長谷川ミラと伊達ルーク。2人がこのイベントを通して伝えたいこととは?
▶︎前編 後編
【ドキュメンタリー】vol1,東日本大震災ボランティアが変えた人生|映像カメラマン (2021年5月21日)
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環境問題を考えるうえで基本となる”自然との共存”。今回は避けることのできない災害について。
東日本大震災当時14歳、不登校だった石原壮一郎は知人に誘われて参加したボランティア活動を通して、将来に希望を見出せていない状態から「世の中の役に立つことがしたい」と現在の映像カメラマンとしての活動を行うことになった。そんな彼を大きく変えた彼とおばあちゃんの出会いについて。
【対談】Z世代にとっての発信と、生き方について|サステナブル,東日本大震災(2021年6月4日)
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“伝える”活動をしている、という点において共通点のある長谷川ミラと伊達ルークが、以前登場した主に東日本大震災を伝えていくための映像カメラマンをしている石原壮一郎と対談を行う。
その場で感じたこと、思ったこと、という紛れもない事実を大切にしながら、過去と未来をどう捉え生きていけばいいのだろうか。2人は”今この瞬間”を生きるということで社会のため、人のためにできることを他人と比べることなく、小さな一歩から進めていこうと決意を新たにする。
【植樹】東日本大震災津波到達地点で桜を植樹する活動に密着|陸前高田,災害(2021年6月10日)
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被災地にて桜の植樹活動を行うだけでなく、全国でイベントや講演を行い、震災の風化防止活動を行う桜ライン311の代表、岡本翔馬に話を伺う。
逃れることのできない災害に対して、私たちはどのように備えて行けば良いのだろうか。
これまでの災害から得られる教訓を無駄にすることなく、自然災害によって人の命が失われる悲しみを再び起こしてしまうことのないよう目指す活動に密着している。
【Vlog】岐阜県中津川市の自然に癒されてきた!(2021年7月16日)
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半年の取材を振り返るという意味を込めて、都会から大自然に足を運んだ長谷川ミラと伊達ルーク。
木曽川から馬籠宿まで、岐阜県中津川市の自然をダイジェストで紹介。
【築150年】再生された空き家に宿泊!そこで気づくサステナブルなアクションとは?(2021年7月21日)
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田舎への移住や別荘として空き家を貸して、DIYなども行う主人が管理するAirbnbで見つけた築150年の古民家を取材した回。
空き家を再生することもサステナブルな行動の一つ。空き家再生の考え方やあまり知られていない空き家の魅力について迫る。
【Q&A】SDGsへの取り組み方は?長谷川ミラ・伊達ルークがお答え!(2021年7月25日)
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大自然の中で長谷川ミラ・伊達ルークがそれぞれのInstagramで募集したSDGsに関する質問に答えていく。
SDGsへの取り組み方は?みんなが取り組んで世界は変わる?
初心者向けから上級者向けまで、さまざまな質問に2人が答えた。
【EP1】海洋プラスチック汚染研究に密着!【北海道大学】(2021年8月20日)
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北海道大学で海洋プラスチックに関して研究を行っている大学院生に密着取材。
彼女の研究チームが船を出して行う調査に長谷川ミラ、伊達ルークが潜入した。Ep.2以降では約10時間に及ぶ海上での調査の後、彼女が見た海洋プラスチック問題について話を聞く。
▶︎Ep.1 Ep.2 Ep.3
【ダイジェスト】水族表現家・二木あい「自然と共に生きる」とは(2021年9月13日)
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水族表現家という唯一無二の肩書きで、水中と陸上の架け橋となるべく活動をしている二木あい。
被写体やカメラマンとして、私たちが自然の一部であることを表現している。そんな彼女が被写体として登場する映像を紹介。
【インタビュー】水族表現家・二木あいから学ぶ「海」と「人」とのつながり(2021年9月17日)
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素潜りギネス世界記録を2種類持ち、海洋ほ乳類と同じように空気ボンベを使わずに彼らのなかに溶け込むことで、私たちが自然とともに生きていることを表現する二木あい。
長谷川ミラと伊達ルークが彼女に水族表現家と名乗る理由や「自然と共に生きること」、「生き物にリスペクトすること」の重要性を聞いた。
【レクチャー】日常で自然を感じる方法(2021年9月20日)
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水族表現家の二木あいが自然に足を運ばなくても、日常でできる自然の感じ方をレクチャーする回。
サステナブルは日常の些細なことから始まり、自然と向き合うことは「今と向き合うこと」ということを学ぶことができる。
おうちでもできる!自然を感じる方法!(2021年9月24日)
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前回教わった日常生活で自然を感じる方法を長谷川ミラが実践。まずはスキンケアと手洗いで水を感じる。外に出て風を感じてもOK。生活のなかには身近に自然が存在していることを再確認する。
キットずっといい未来
プラスチック問題への課題意識から、食品メーカー・ネスレが全ての“キットカット”のパッケージをリサイクル・リユース可能な素材へと変えるサステナブルプロジェクト「#キットずっと」を始めた。紙パッケージの採用は小さなことかもしれないけれど、そこで生まれたアクションは社会に変化をもたらす大きな一歩。この動きに端を発し、現在#キットずっとプロジェクトはサステナビリティにまつわるさまざまなコンテンツを発信している。本連載「キットずっといい未来」(ネスレ&NEUT powered by REING)では、その活動の一環としてNEUT Magazineとコラボレーション。環境問題に対してアクションを起こす人々をインタビューしていく。
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