皆さん、こんにちは!ハッシュタグ・アクティビズムを紹介する連載企画の第7回目です。さて、ファッションとして爪にマニュキュアを塗る男性が増えてきていますが、まだ定着はしてないようですね。そんななか、手の指の1本の爪にだけマニュキュアを塗る男性が登場してきています。そう、俳優のザック・エフロンも。これは何のためなのでしょうか?
日本でも幼児や児童に対する虐待や性的な暴力が問題となっていますね。最近も、虐待が疑われていた子どもが、救われることなく暴力を振るわれて亡くなる事件がまた起きました。(参照元:朝日新聞デジタル)。悲しいことに、世界では18歳以下の子どもの5人に1人が虐待や性的な暴力に苦しんでいるのです。
#PolishedManのキャンペーンは、男性が爪にマニュキュアを塗ることで、その児童虐待の問題に関する会話を生み出し、募金への参加を呼びかけるキャンペーンです。
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では、なぜキャンペーンでは「マニュキュア」を塗るのでしょうか?このキャンペーンを運営するYGAPの現CEOのエリオット・コステロは、カンボジアで虐待を受けていたある少女にマニュキュアを塗られたことがありました。それを忘れることのないように、1本の指の爪にマニュキュアを塗り続けたのです。
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それから、なぜ「男性」がマニュキュアを塗るのかというと、話題性を持たせるという理由もあるかもしれませんが、虐待や性的な暴力の加害者の9割が男性だからです(参照元:Polished Man)。
キャンペーンで募金されたお金は、子どもたちがトラウマから抜け出す手助けの活動に当てられます。また、自分が募金したお金がどんなふうに使われたのかを知ることのできる仕組みになってます!キャンペーンの詳細はこちら。
女性による虐待の問題も深刻であるし、「虐待や性的な暴力の問題」を防止するのには多大な努力が要されます。でも、有名人を中心に広まったこのキャンペーンが問題の深刻さを知らしめるのに役に立つことを願わずにはいられません。
次回の連載もお楽しみに!
※こちらはBe inspired!に掲載された記事です。2018年10月1日にBe inspired!はリニューアルし、NEUTになりました。