「崩壊しそうな愛に関する一晩」を描く。映像作家UMMMI.の初の長編映画が6月7日より公開

2019.6.3

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以前、NEUTでも取材した映像作家UMMMI.の映画『ガーデンアパート』が6月7日よりテアトル新宿を皮切りに全国で公開される。16歳の頃から映像を撮り続けてきたUMMMI.の初長編作品となる本作品は、大阪アジアン映画祭2018やロッテルダム国際映画祭2019で自身の短編作品「忘却の先駆者」と共に正式出品された。

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「繊細な個人の物語」に着目したいと以前のインタビューで語った彼女。作中では、崩壊しそうな若い男女のカップルと、若くして夫を亡くした中年女性の物語を描いている。登場人物の設定は一見エキセントリックだが、お金、妊娠、お酒、愛、と人生において本質的なテーマから作られた本作は、普遍的でありながら少しずつ異なる私たち個人に寄り添う作品と言えるだろう。

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主演はモデル/フォトグラファーとして活動する篠宮由佳利(しのみや ゆかり)。ほかに竹下かおり(たけした かおり) 、鈴村悠(すずむら ゆう) 、石田清志郎(いしだ きよしろう)、石原もも子(いしはら ももこ)らが出演する。

『ガーデンアパート』の世界観は極端なようでいて、寂しさや迷いなど私たちと同じような悩みを持つ登場人物を通して、他人の人生を想像する力、そして「愛」について考える時間を与えてくれるだろう。

ガーデンアパート

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ひかりは、同棲中の太郎との子供を妊娠したばかり。二人とも大学を卒業後、就職をせずにバイト暮らしだったが、金銭的な問題が浮上する。太郎はひかりに内緒で叔母の京子に頼るが、京子は若くして夫を亡くして以来、アル中気味で奇妙な言動ばかり。さらになぜか家に何人も若者を住まわせている。ひかりは、太郎に内緒で京子の家を訪れるが—これは都会の夜を舞台とした、愛に関する一晩の物語。

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UMMMI.

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愛、ジェンダー、個人史と社会を主なテーマに、フィクションとノンフィクションを混ぜて作品制作をしている。初長編映画『ガーデンアパート』、東京藝大学の卒業制作『忘却の先駆者』がロッテルダム国際映画祭に二作同時選出(2019)。また英BBCテレビ放映作品『狂気の管理人』(2019)を監督。現代芸術振興財団CAF賞 岩渕貞哉(美術手帖編集長)賞受賞 (2016)イメージフォーラムフェスティバルヤングパースペクティブ入選(2016)ポンピドゥーセンター公式映像フェスティバルオールピスト東京入選(2014)など。『ガーデンアパート』は、初めての長編劇映画デビュー作となる。

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