時代を牽引するアーティスト21組大集合。「2010年代の日本のリアルタイム美術史」を作るTAV GALLERYの5周年記念展「MID CORE」

2019.7.4

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2019年7月、阿佐ヶ谷にある現代美術ギャラリー「TAV GALLERY(タブ ギャラリー)」は開廊5周年を迎えた。NEUTで以前取材した佐藤栄祐(さとう えいすけ)がディレクター、西田篤史(にしだ あつし)がマネージャーを務める本ギャラリーでは開廊以来、未開の表現と、それを生み出す人々のプラットフォームを使命に掲げ、毎度新鮮な視点から東京アートシーンに漂う最前線の熱源を幅広く取り上げてきた。

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佐藤栄祐

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西田篤史

そんなTAV GALLERYで5周年を記念したグループ展「MID CORE(ミッドコア)」が開催される。約2週間の会期の間、21組のアーティストが参加する同展示にはこれまでにNEUTでも取材した現代美術家の磯村暖(いそむら だん)、映像作家のUMMMI.(うみ)をはじめ、「匿名」をテーマに表情のない人物を描くオートモアイ、タトゥーアーティスト大島托(おおしま たく)とフォトグラファーケロッピー前田による縄文模様を現代的にアレンジしたタトゥーを表現するプロジェクト『縄文族』、オリジナルのレーザー・アニメーションやライブ・テーピングを使用した新しい芸術様式を国内外で展開する新興藝術集団MES(メス)などが出展する。

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オートモアイ作品

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『縄文族』作品

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MES作品

会期中は展示だけでなく、7月6日にはレセプションパーティや、パーティメーカー渋家による空間演出およびDJがおこなわれるオープニングアフターパーティー、7月14日には美術評論家でキュレーターの花房太一 (はなふさ たいち)とTAV GALLERYおよびMEDEL GALLERY SHU(愛でるギャラリー祝)などでキュレーションを手がける飯盛希(いさかり まれ)によるトークイベントも開催される。

これまでのTAV GALLERYを代表するような手法も作風もバラバラの21組の作品が一堂に会する貴重な展示となるだろう。普段の自分の嗜好とは異なった魅力的な作品に出会えるかもしれない。

TAV GALLERY 5th Anniversary Exhibition「MID CORE」

会期 : 2019年7月6日 (土) ー 7月21日 (日)
会場 : TAV GALLERY (東京都杉並区阿佐谷北1-31-2)[03-3330-6881]
時間 : 13:00 – 20:00
休廊 : 水曜、木曜
出展作家 : 磯村暖、UMMMI.、遠藤麻衣、オートモアイ、金藤みなみ、草刈ミカ、熊倉涼子、縄文族、真珠子、菅原玄奨、鈴木操、高田冬彦、田中かえ、TYM344、永井天陽、中島晴矢、PERMINUTE、林千歩、彦坂尚嘉、馬嘉豪、MES

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TAV GALLERY

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TAV GALLERYは、東京・阿佐ヶ谷にある現代美術ギャラリーであり、2014年の開廊以来、未開の表現と、それを生み出す人々のプラットフォームを使命に掲げ、日々生まれる新たな潮流の兆しを積極的に取り上げています。

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